高尾山と軽装備の中年4人(東京都:高尾山)

三浦の探訪記

from:スタッフ三浦

当店で取り扱っている人気の京都コスメ『コトラボ』の夏原さんから、「写真すごいですキレイですよ!」とおだてられ、ふふーんといい気分に浸っていたところ、はたと気づきました。
あ、先月末にスタッフで出かけた時の写真を、ブログに掲載し忘れている。。。
もう半月くらい経ってしまいましたが、せっかく出かけて撮影してきましたので、ご紹介しますね。

山をナメると痛い目見るんべによ

2016年10月29日、スタッフ4人で出かけたのは、東京都八王子市にある高尾山。

関東在住の方であれば、登山好きでなくとも名前くらいは聞いたことがあるであろう、有名な山です。
山頂近くには、薬王院というお寺があり、そこでは天狗が神格化され祀られています。
都心から近い登山スポットとして人気で、実際に高尾山口の駅に到着した時には、想像していたより多くの人出があり、山という連想で辺鄙な場所を想像していたので、正直驚きました。
僕は群馬県で生まれ育ち、埼玉県で生活するようになってからもう20年くらい経ちますが、実は高尾山に行ったのはこの時が初めてです。


▲高尾山口駅

事前に調べていた情報では、高尾山の標高は599メートル。
そんなもんか、大して高い山じゃないじゃないの。
そう思いつつ高尾山口駅で周囲を見渡すと、大勢のハイキング客。

ちょっと歩いたらすぐ山頂じゃないの?なんて思っていた僕に、タイムスリップして「バーカ」と言ってやりたい。
というくらい、運動不足の僕にはかなりきつい道程でした。

山をナメると痛い目見るんべによ。

ずっと群馬の山奥で生活して大往生した、祖母の言葉が聞こえた気がしました。


▲ここから登山道。

トレッキングシューズなんて持ってないので、とりあえず滑りにくく水がしみ込まないという理由で、ゴツゴツした重いワークブーツで出陣したのも間違いのひとつ。
濡れた地面でも確かに滑らない。
だがしかし靴が重く、しかも傾斜は想像以上のキツさです。
登り始めてからわりとすぐに膝が持ち上がらなくなってきました。


▲写真だと伝わらない傾斜のキツさ。


▲至るところにこの人たちが。


▲先行する会社スタッフ。

おい1人ついてきてないやつがいるぞー。
少し向こうで店長シバタの妙に山で響く声が聞こえます。
うっさいわ、こっちは写真撮ってんじゃいこのやろう。
内心毒づきながらも僕は息切れしているので、大きな声を出せません。


▲途中の見晴らし台から。曇っていてあまり眺めは良くなかったですが。

なぜタコで開運合格なのか?

しばらくすると、杉の巨木に人だかりができていました。
今まで登山者は立ち止まらずに歩き、ずっと流れができていたのですが、そこだけ人が密集状態です。
何だろう?
とにかく気になるのでカメラ片手に人をかき分け進んでいくと、その杉の木は根っこの部分がぐにゃりと曲がった、不思議な姿をしていました。


▲この杉の木の根っこの部分が、


▲こんなふうにぐにゃりと。

この杉の木は、その根っこの形が蛸の足に似ていることから、たこ杉と名付けられているようです。
説明書きによると、高さ37メートル、幹囲約6メートル、樹齢およそ450年と言うから、もう神様みたいなものですね。

このたこ杉の脇には、蛸の石像(おそらく石)があり、これはひっぱりだこと言うそうです。
真ん丸な形の蛸の頭を、みんなが撫でていきます。
僕もせっかく来たので撫でておきました。


▲ひっぱりだこを撫でまくる人たち。

しばらく歩くと、、、すみません行った日から時間が経ってしまい、うろ覚えなのですが、確か薬王院のお守り売り場だったと思います。
そこで1つ、よそのお寺や神社で見かけないお守りを発見。
この流れで想像つくかと思いますが、コレ↓です。
買いました。
これまたうろ覚えですが、確か800円。


▲たこ杉の脇にあったひっぱりだこと同じ形。

お守りというものは、何かのご利益があるもの。
家内安全とか、学業成就とか、開運招福とか、いろいろありますよね。
その中でこの蛸のお守りが謳っているのが、開運合格。

なんでだろう、考えました。
蛸の知能が高いとかあまり聞かないし、菅原道真が蛸を愛していたなんて話も聞いたことがありません。
・・・パッケージ台紙には、楷書体で力強く『オクトパス』と書いてあります。
さらに端っこの方に、小さく書かれている文字に気づきました。

『机の上にオクト(置くと)パス(試験をパス)』

はいぃ!?

お守り売り場の女性に、何か言おうかと思いましたが、僕は息が切れているので言葉が発せません。
表情でツッコミの気持ちをアピールしてみましたが、息の荒い中年に見つめられて気味が悪かったのでしょうか、すぐに目を逸らされてしまいました。
家に帰ってから蛸のお守りの説明を嫁さんにしたのですが、「・・・フッ」と何故かニヒルに決められて、あまり興味を持ってくれなかったのは残念な出来事でした。

高尾山と大御所演歌歌手

さてさて、僕の言いたいことはあらかた言い終わった感じがしますので、薬王院と山頂あたりの写真をどんどん載せていきたいと思います。


▲苦抜け門


▲仏舎利塔


▲大きな杉の木がたくさんあります。

登っていくと、杉の苗を奉納した人たちの名前がズラズラーっと出てきました。
この人たちのお陰でこれだけの緑が維持されているんだなぁと、何となく眺めながら歩いていたのですが、ふと目に入ったのが何だか見たことのある名前。

北島、、、三郎?

急に有名人の名前が出てきたのでちょっとびっくり。


▲大御所演歌歌手の登場。

今調べて分かったのですが、北島三郎さんは八王子在住で、2014年に「高尾山」という歌をリリースしています。

なるほど繋がりが深いんですね、薬王院でさり気なくサブちゃんの歌声が聞こえてきたことにも、これで納得しました。


▲手前:大天狗と奥:小天狗


▲ここにも天狗。


▲薬王院御本社。

薬王院に入ってからは、坂道でなく階段になりましたが、この階段も段差がけっこう高く、とにかくキツかったことばかりが記憶に残っています。


▲山頂からの風景。


▲帰りは違う道を選択したら、余計にキツくなった。

まとめ

とにかく自分の体力不足が露見した今回のスタッフ遠足。
帰りは全て歩いていくのはさすがにキツく、リフトを使って下山しました。
これをきっかけに走って体力を付けよう、僕にそんな決心をさせた高尾山。
人々の信仰を集めるこの山に、僕も何か影響を受けて帰らなければなりません。
まぁ、、、走ってないですけどね。
だって外は寒いし。
(↑ダメなオジサンでごめんなさい)

とにかくこれだけの人が山登りをしていることに、少し驚いた1日でした。
写真撮影と体力づくりを兼ねて、それから息子に自然体験をさせるという目的も併せて、山登りを趣味にしていくのもいいのかなと思いました。


▲帰りのリフトでイチャつく店長シバタとデザイナーのやす

p.s.
都会イメージの強い東京ですが、実はたくさんの手づくり工芸品が作られています。
中でも箱長の桐工芸品は、桐の温かみと木目込細工の装飾で、昔ながらの木の道具の良さを今も感じさせてくれますよ。

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