日本人はどうしてひょうたんが好きなの?

雑談ブログ

from:スタッフ三浦

ひょうたん、と聞いてあなたもすぐに頭に思い浮かぶでしょう。
真ん中にくびれのある、あの形。
かつてはどこの家庭にもあった物なのだそうですが、今の時代、ひょうたんが家にある、という人は少ないんじゃないでしょうか。
ひょうたんの形に木を削って作った薬味入れなんかは、もしかしたら持っている方もいらっしゃるかもしれないですね。

豊臣秀吉とひょうたん

当店ではひょうたんの置物を販売しています。
いつも同じものがあるという訳ではないのですが、無地の漆塗りのものを大体いつも在庫してますので、それをご購入いただくことが多いです。

先日、事務所に電話がありました。
その時たまたま僕がその電話をとったのですが、、、
「もしもし、おたくの店で千成瓢箪売ってるって聞いたんやけど」
関西方面のイントネーションで、声の感じからして中高年くらいの男性のお客様です。

「せ、せんなり?ですか?」
「そそ、千成瓢箪や」
「せんなりか分からないんですが、瓢箪の置物はありますよ」
「それでええわ、千成瓢箪送ってちょうだい」

恥ずかしながらこの時、僕は初めて千成瓢箪という言葉を知りました。
後で調べてみたら、千成瓢箪とは、豊臣秀吉の馬印だそうです。
戦に勝つごとに、秀吉は馬印の瓢箪の増やしていき、千を成す縁起の良いシンボルとなったそうです。

僕は生まれも育ちも関東なので、千成瓢箪に馴染みがありませんでしたが、もしかしたら関西の方からすると、当たり前に使う言葉なんでしょうか?
とにかく秀吉さんの馬印として、関西では関東よりも親しみを持ってひょうたんと接しているのかもしれないですね。

ひょうたんが縁起の良い理由

一般的なひょうたんは真ん中あたりにくびれがあり、下半分の方が上半分より大きくっています。
それで、末広がりの形で縁起が良いとされています。
また、3つ揃えば三瓢子(三拍子)、6つ揃えば六瓢(無病)と、これまた縁起が良いんです。
また、ひょうたんは薬入れの容器としても使われた歴史があり、医療の象徴とされていました。

風水では、病気がちの子供の枕元に、ひょうたんを置くと良いとも言われています。

もっと歴史を遡ると、ひょうたんは、植物の種を入れる容器でした。
ひょうたんの中に入れた種は、必ず芽が出ると言われ、チャンスが巡ってくるという意味のラッキーアイテムでもあるんです。

さて、昔から日本人に愛されているひょうたんですが、僕が興味を持つようになったのは、このヤマトナデシコツアーで商品として扱っているひょうたんに触れてから。

そしてさらにその後に、僕の結婚祝いとして、親戚の伯父が自作のひょうたんの置物を贈ってくれたことが大きいですね。
伯父さんは今、ひょうたんのランプシェードづくりにハマっているようです。

単純に縁起が良いという以外にも、形が可愛いからという理由でも人気のあるひょうたん。
当店では、ひょうたんそのものの置物、またひょうたん柄をあしらった小物も取り扱っています。
可愛らしい形を楽しんでみてくださいね。

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