上毛かるた『紅葉に映える妙義山』 群馬県の妙義山へ行ってきました

三浦の探訪記

from:スタッフ三浦

群馬県の妙義山へ行ってきました(撮影日:10月22日)。
僕は群馬県出身なんですが、実は行った記憶がうっすらとしかないんです。
小学生くらいの頃に両親に連れられて、この妙義山へ行ったというのは何となく覚えているのですが、イマイチ風景が思い出せないんですよね。
群馬県民が子供の頃から覚え込まされる「上毛かるた」にも、妙義山の札があります。

『も』紅葉に映える妙義山
↓絵札が載ったページはこちら
http://members3.jcom.home.ne.jp/jomo-krt-photo/fuda/fuda_ma.html

紅葉に映えるって、ちょうどこれからの季節じゃないですか。
ということで、休日の土曜日に行ってみることにしました。

高速降りて見えてきた尖った岩

上信越自動車道の松井田妙義インターで高速を降り、一般道で妙義山へ向いました。
途中、遠くに尖った岩が見えて来ました。
これは下調べで見た写真と同じで、山というより巨大な岩といった雰囲気です。
上毛かるたの絵札とも同じ風景です。
カーブの多い山道に徐々に入って行き、少しアクセルを緩めて進んで行きます。
車から見る風景は、まだまだ山は青々としていて、ところどころ黄色に変わってきている、という様子でした。

まだ紅葉真っ盛りという時期ではないので、思っていたよりも道は空いていました。
きっとこれからシーズンになると混むんでしょうね。
しかし今日は空いているので、風景を眺める余裕が持てるくらいの速度で走っていたのですが、途中バックミラーに車が入ってきました。
あんまりのんびり走っていても後ろに迷惑なので、ちょっと加速するも、その車は後ろにくっついてきます。
煽られてるなと感じる手前くらいの距離感です。
ずいぶん飛ばす観光客だなと思いながら、後ろの車のナンバーをミラーで確認すると、こいつは地元の高崎ナンバーじゃないですか。
地元民ならそりゃ速いわけです。
くねくねした山道で端によけるスペースもなく、後ろからは地元ナンバーのプレッシャーを感じつつ、眼前には巨大な岩山。
妙な圧迫感を感じながら、やっと目的地に到着しました。

●妙義山 中之嶽神社(なかのたけじんじゃ)

いきなり現れた巨大な黄色いやつ

目指したのは、中之嶽神社。
ここに広い駐車場があって、そこから神社へお参りし、その向こうに登山ルートがあります。
車を停めて、伸びをして深呼吸。
神社の方を眺めてみると、ん?何だあれ?黄色いでかいのがあるぞ・・・?

なんだあれは・・・?

日本一の大黒様って書いてある!

神社の社務所にでかでかと『日本一の大黒様』と横断幕が張ってあったので、うん、これは巨大な大黒様だな!とそのまま納得したのですが、この大黒様、一般的な大黒様とちょっと違うんですよ。

さて、その違いとは何でしょうか!?

ヒント、右手。

正解は、大黒様の右手に持っているものです。

一般的な大黒様は、右手に小づちを持ってるんですよね。
店長シバタに写真を見せた時に「何これおかしくね?」と言われて初めて気づきました。
「何この大黒様、戦うの?」
そう、この巨大な大黒様は、小づちでなく、剣を持っているんですよね。

以下、中之嶽神社のホームページから引用

だいこく様のお姿は木槌を持っているのが一般的ですが、当社のだいこく様は、日本でも数社しかお祭りされていない、剣を持っているめずらしいお姿です。
何故剣を持っているかにつきましては、不動明王とだいこく様が習合した姿と言われる説、中之嶽神社の神宝が剣であることから、だいこく様も剣を持ってという説があります。
この剣が厄や悪霊を祓うといわれており、本来の福徳を授ける御利益と厄を払う御利益を持つだいこく様です。
特に甲子(きのえね)の日にお参りすると、御利益があるといわれております。

 

なるほど、悪霊の退治と福を授ける2つのご利益がある、ハイブリッドな神様のようです。
それにしてもこの巨大な黄色い神様は、遠目でもものすごい存在感があります。
山の風景の中、一点が別次元です。

ほらね、どうしてもここに目が行ってしまうんです(笑)。

肝心の紅葉は?

そうでした、今日は『紅葉に映える妙義山』を見に来たんですよ。
しかしまだ時期が少し早く、紅葉が始まったところといった風景でした。
あいにくの曇り空でしたが、山そのものは険しさが荘厳な雰囲気を醸し出していて、とても見ごたえがありました。

10月22日の時点で、紅葉具合はこんな感じです。


↑中之嶽神社の御神体、轟岩です。

ちょっと山登りもしてみようかと思ったのですが、安易な気持ちで入ってはいけない山だということが分かりました。
『慣れない人は登らないでください』という張り紙や看板をいくつも見かけ、そして周りを見ると、ここへ来た人のほとんどが登山の装備をしています。
長い階段を登って中之嶽神社社殿へお参りをして、そこで引き上げることにしました。

この階段はかなり急です。
1段の高さもあり、また途中で石段が斜めになっていたりして、この赤い手すりがなかったら転落者続出しそうな急勾配。

妙義山は岩山が切り立つ景色が壮観な山です。
とってもいい所ですが、登山の事故も起きているようなので、きちんと準備してお出かけくださいね。

p.s.
群馬県の工芸品を集めました。
高崎だるまをはじめ、こけしなどの木工品もご覧くださいね。

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